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Web制作にメンターは必要?メンター依頼をするメリット・デメリットを解説!
目次
Web制作の学習を進めていく中で、メンター依頼するかしないかで悩む事が出てくると思います。
そこで今回はメンターのメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
メンターとは?
まずはメンターとは何かについて再確認していきましょう。
英単語から見るメンターの意味は以下のとおりです。
mentor(メンター)
信頼できる[の置ける]相談相手 、良き師[指導者・先輩]、助言者 、庇護者
日本語で訳すと指導者というのが一番わかりやすい表現かもしれません。
企業によってはこのメンターを制度として取り入れ、キャリアやメンタル的なサポートの一環としている所もあります。
メンター(制度)の内容
利用するサービスやメンターとなってくれる人によって内容に違いが生まれますが、多くの場合は以下のようなものが一般的です。
・月に決まった回数の個人面談
・チャットサポート
・キャリアや指針の提示
一般的ではありますが、これらが含まれないケースもあるのでもし利用する際には事前に確認をするようにしましょう。
メンター(制度)は利用した方がいい?
メンターの大枠の内容を再確認できたところで本題の「利用すべきか、必要か」についてメリットデメリット側面から確認していきます。
メリット
モチベーション維持の1つになる
メンターによっては、次回の面談までの宿題を課してくれる人もいます。
やらなければいけない状況を作ることによって、学習意欲を低下させずに進める事ができます。
宿題がなかったとしても定期的に近況の報告をする機会が訪れるので、「少しでも進めよう」という気持ちが芽生えてきます。
技術的指導をしてもらえる
駆け出しの頃は特に技術的側面などで行き詰まる場面が多く存在するでしょう。
そんな時こそメンターの出番です。
コード添削・デザイン添削や行き詰まっている場所の解決など力を貸してくれるでしょう。
今まで自分では気づけなかったことや業界ならではの作法も知る事ができたりするので勉強になる事が非常に多いです。
キャリア相談ができる
学習面の他にも今後の方向性で悩む場面もあるでしょう。
そんな時もメンターに悩みを打ち明けて相談してみると良い方向性を提示してくる時もあります。
あくまで方向性の提示くらいのレベル感なので、最終的にどうしたいかは本人の意思次第になります。
それでも選択肢の幅を広げてくる頼もしい存在になるでしょう。
デメリット
費用が発生する
支払いの金額や方法はメンター毎に異なりますが、多くの場合は月々定額の支払いになります。
対応してもらう範囲や内容によって大きく変わってきます。
費用がかかる点は人によってはデメリットになってしまうでしょう。
成長意欲がないと時間とお金の無駄になってしまう
ある程度アドバイスや相談に乗ってもらう事ができても、学習者が意欲がないとメンターを利用しても成長することはできません。
そうなると時間も支払った費用も無駄になってしまう可能性が高いので、もし利用する際は学習モードに切り替えて取り組んでいく必要があります。
メンターによっては求めている対応がされないケースがある
メンターが良い悪いの話ではないのですが、よくあるトラブルとして「ちゃんと対応してくれない、返信が遅い、面談をドタキャンされる」などがあります。
このようなトラブルにならない為に、利用の際はしっかりと依頼する人を見極める事が必要ですが、危惧すべき点として挙げられるのでデメリットとして紹介しています。
メンターを探す方法
大きく分けて2つの方法から探す事ができます。
知り合いから探す
同じ職業をしている知り合いから探す方法です。
身近な人でも良いですし、SNS経由で見つけるのも良いと思います。
しかし、注意点もあります。
SNS経由で探す場合、「信頼できそうか・キャリアがあるか・実績があるか」をしっかりと確認しながら見つけるようにしましょう。
SNSは実際の人物が見えないところがあるので、慎重に行く事が大切です。
メンター制度を提供しているサービスから探す
「メンターをしたい側」と「依頼したい側」をマッチングさせるサービスが存在します。
代表的なものとして、「MENTA」というサービスがあります。
このようなマッチングさせるようなサイトでは、メンター側の経歴やスキルなどが視覚的にわかりやすい為、SNSより見つけやすいのが利点としてあげられます。
まとめ
今回は、Web制作にメンターは必要なのかをメリットデメリットから考えてみました。
メンター(制度)の最大の利点は、業界の先輩にアドバイスを受けられる所だと思います。
ある程度費用は発生してしまうので、その点が難しいところではありますが、一度は利用してみてもよいのではないかと筆者は考えています。
キャリアプランや今後どうしていきたいかを考えた上で、利用するかは検討してみてください。